進化するデジタル決済
LINE Pay、アップルペイ、アリペイ・・・各企業決済のデジタル化がますます進んでいますね。
『Jコイン』(2020年までに開始の構想)を使えば、財布はもういらない。
Jコインは常に円との等価交換なので、ビットコイン他のように価値の乱高下がない為、「安心」して使えるというメリット。
店舗ではレジに現金を貯めないので強盗抑止効果もあります。
個人間でもウォレットに送金ができ、個人間送金には手数料がかからないというのは嬉しいことですね。
nikkei.comの記事によると、Jコインは「新しい仮想通貨」と表現されているけれど、「ブロックチェーン」とは一文も書かれいないのが気になります。仮想通貨の定義ってなんでしょう?
どうなるの?お金の重み
便利になりますが“お金の大切さ”がどんどん軽くなるように感じます。
手渡しだった報酬が銀行振り込みになっただけで大黒柱の威厳が失せたと言われてきましたね。
口座に入った日本円の数字をそのままJコインにして、家族のウォレットに分配っておやつを配布するみたいな感覚っておもいませんか。諭吉さんの姿を目にする機会も減っていくのでしょうね。
自分や家族を守る意識を持とう
コイン使用履歴はビッグデータで蓄積されます。
Jコイン管理会社は「匿名データに加工してほかの企業や銀行と共有し、商品開発や価格戦略にいかす。」のだそうです。
う~。。。私は信用できない。顧客データ流出をおこしましたよね。Mbank。民営化になりましたが、もともと国の機関でしたよね。Ybank。
個人がJコインを使った店、個人間送金で家族構成や人間関係などが蓄積されて個人のメタデータが勝手に作られていく。
「自分は要人でもないし、高額所得者でもないから関係ない。」と捉える方が多いと思います。
でも、ひとりで生きている人はいませんよね。
グローバルに使えるパブリック型暗号通貨は社会的意味があるものと考えますが、等価交換プライベート型暗号通貨は「便利」以外に何があるのかな。
リアルな日本円とJコイン。使い分けを意識したいと思います。
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中国はケンタッキー・フライド・チキンなど店舗だけでなく、屋台や物乞い、お賽銭までアリペイやwechat pay。進んでいますね。