”create a customer"
世界の超一流人から師と仰がれ「マネジメントの父」といわれるピーター F.ドラッカーは『企業の目的は“顧客創造”』と明言を残しています。
商売は社会という変化する生き物に対応した顧客創造をしつづけることが求められます。
2017年現在、21世紀になったばかりの頃と周りを見回してどう感じますか?
例えば朝晩の電車内で新聞を広げているひとの割合はどうでしょうか?
それにかわってタブレットやスマートフォンを手にしている人がほとんどではないですか。
情報は溢れています。正しい情報も、作られた情報も溢れています。
その溢れた情報の中にあなたが発信した情報も埋もれています。
選ばれる理由があるか
商品がすばらしい
それはもはや当たり前のことです。
粗悪品はまったく相手にされません。そればかりか実質以上に素晴らしい表現をしていたら法に触れてしまします。
みんな自分の扱っている商品/サービスは素晴らしいと思っているのです。
モノやサービスが溢れている、情報も溢れている、見込み客があなたにお金を支払うには理由が必要です。
家電製品であれば配達してくれるだけでなく、アフターサービスが迅速であり確実だ。
化粧品であれば成分が良いだけでなく使い方も教えてくれて、肌トラブルが起きた場合の相談ができる。
など、購入者は自分のメリットを身近に感じることで購入を決定します。
そういったメリットがない場合は価格競争にまきこまれ大手には叶わないのが現実です。
過当競争のWeb集客をやる意味があるのでしょうか?
初見のモノやサービスをインターネットのみで決済までを完了させるには、それに向いている価格帯があります。よほど他には無いものや市場価格が高額安定しているもの以外で「買ってもいいかな」と思う価格帯は5,000円以内でしょう。
それでもいろいろなサイトで価格やサービスを比較検討して購入に至ります。
比較をスマートフォンでなくパソコンでしていたら“あたらしいタブでひらく”をすると見比べは歴然です。
それでもWeb集客はやるべきです。
なぜなら、社会という生き物に対応しているのがインターネットだからです。
ですがインターネットでの集客を特別なものととらえるのは間違いです。
例として新規オープンする実店舗でWebを使わずに集客する場合を考えてみましょう。
・親族や知人などから紹介してもらう(信頼関係)
・近隣にチラシを配ったり人の集まるところにチラシを置いてもらう(立地が近い)
・キャンペーンメニューをクーポン誌やクーポンサイトに掲載(限定価格)
・来店者にニーズのあるお知り合いを紹介してもらう(満足度)
・自分やスタッフがイベントに出向いて宣伝する(人間力/会っている)
いかがですか?口伝えや紙面で集客に結び付くものは何でしょうか?
その商品やサービスを扱う人の魅力と、加えて『選ばれる理由』があります。
Web集客は会ったことも話したこともないわけですからそれ以上に『選ばれる理由』が求められます。
Web集客を取り組む前に(取り組んでいる方も)
①自社(自分)環境の強みは何か
②自社(自分)環境の弱みは何か
③自社(自分)をとりまく環境の強みは何か
④自社(自分)をとりまく環境の弱みは何か
を書き出してみるとよいでしょう。
マイナス要因がはっきりすれば対策を考え戦略をもつことができます。
プラス要因をはっきるとさせることで『選ばれる理由』が明確になりますね。
そのうえで、リアル集客と同じプロセスをインターネット上で展開しましょう。
リアル集客がうまい人はWeb集客もやり方を覚えて実践したら成果がでます。
リアル集客が苦手な人はWeb集客を実践することでリアル集客もうまくなっていきます。
顧客創造は継続実践しつづけることが大切ですね。